今日は寒い季節には珍しいエアコン交換工事を行っていました。

エアコン工事は7月と8月が繁忙期ですが、それ以外の季節も急に風が出なくなったりした場合に交換工事が必要になります。

エアコン交換工事はまずは、壊れている既存のエアコンの取り外しから行います。

ポンプダウンと言って、エアコン本体、冷媒管の中に入っているフロンガスを回収してから、本体、室外機から冷媒管を取り外します。


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取り外し自体は時間にしては10分程度で簡単です。

まれに、ポンプダウンできないと、ガスを強制的に回収する機材が必要になりますので、その場合は時間も費用も掛かってしまいます。

次は新しいエアコンの取り付けです。

エアコンを購入すると通常、エアコン本体と室外機、それに標準工事費が必要です。

そのため、まれにご自身でエアコン工事をやろうといてエアコンを購入する人がいるのですが、エアコンの金額には冷媒管やドレンホース、キャンパステープなどはついていないので、別に購入する必要があるのです。

一般的には標準工事費の中には基本的な工事用の部材費は入っているはずです。


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 エアコン工事の仕組み自体は難しいものではありません。

エアコン本体と室外機を冷媒管2本とドレンホース、Fケーブルでつなぐだけです。

しかし、きちんと工事するには一定の経験値が必要になりますので、ベテランの業者さんに頼むのがいいでしょう。

不慣れな業者さんでは一見、きちんとエアコンがついているように見えても、細部がいい加減でエアコンがすぐに壊れたりします。

エアコンは結構、シビアな電化製品です。

冷媒管の接続も決められたトルクで締め付ける必要があります。

また、Fケーブルなども基準の長さでストリップして、きちんと差し込まないと長い年月、正常に動作させることが難しくなります。

よく家電量販店の工事屋さんはダメだといいますが、それは経験の少ないアルバイトがぶっつけ本番でエアコン工事をしているため、エアコンが傾いていたり、浮いていたり、しばらくすると冷えなくなったりするのです。


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また、工事業者さんは冷媒管を巻物を使用して、フレア加工という作業をしますが、フレア加工は現場で正確にやるには難しく、ガス漏れの原因になります。

できれば、長さを合わせて冷媒管を切るのではなく、写真のようにループさせて、接続部分(フレア部)は工場で加工した状態で使用すると長い年月、ガス漏れすることなくエアコンを使用することができます。

なお、仕上げは必ず真空ポンプを使用しているか確認してくださいね。

真空ポンプを使用しても、しばらくは冷えた風がでますが、時間が経つと真空ポンプを使わなかったことによる弊害が出てきます。

メーカーも「必ず真空ポンプ」と使うように説明書に書いてあります。


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真空ポンプでエアコン本体と冷媒管の中の空気を抜き、乾かすことで、エアコンは長く正常に動くことができます。